【水槽の水のこと】水素イオン濃度・硬度・カルキ

【水槽の水のこと】水素イオン濃度・硬度・カルキ

水素イオン濃度(ペーハー)

 

水質の調査に使われる単位としてペーハー(pH)があります。
ペーハー(pH)は、水素イオン濃度が酸性なのか、
アルカリ性であるのか、中性であるのかを確かめるための単位です。
アクアリウムの水槽で使われる水道水は、ペーハー(pH)7.0の中性です。

 

ペーハー(pH)の調査に使われるのは、リトマス試験紙です。
小学校の理科の授業で、ご自身の舌で実験した方は多いのではないでしょうか。
ちなみに人間の場合は、よほどの事がない限りアルカリ性になるようです。
リトマス試験紙の他にも、測定するための機器が販売されていますので、
使い勝手の良い物を選ぶようにしたいものですね。

 

ぺーハー(pH)は1から12までの数字で表され、
1.0からが酸性であり、7.0が中性となります。そして12.0までがアルカリ性です。
熱帯魚の飼育で使われるのは5から8のペーハー(pH)です。

 

水の硬度

 

水には硬度というものがあります。その硬度を表す指数としての総硬度(GH)とは、
水に溶けているカルシウムとマグネシウムの割合を表しています。

 

一方、炭酸塩硬度(KH)という指数は、水に溶けている
炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムの割合を表しています。
この総硬度と炭酸塩硬度の、指数が高いものが硬水と呼ばれ、低いものが軟水と呼ばれます。

 

熱帯魚の飼育に関しては、水道水の軟水を使えば、ほぼ大丈夫です。
ただし熱帯魚の種類に応じて異なる場合もあるため、
飼育する熱帯魚の性質を知ることが大切です。

 

ちなみに硬度の調整には専用の薬剤があります。
必ず用量・用法を守った上で使うようにしてください。

 

カルキ(塩素)

 

水道水には殺菌のために、カルキ(塩素)が必ず含まれています。
飲料水として飲むのであれば、特に気にしないで使用できるのですが、
熱帯魚にはあまり良くない影響を与えてしまいます。
そのため、設置したばかりの水槽で使う水は、カルキ(塩素)を必ず抜くようにします。

 

カルキ(塩素)を抜くためには、まず水道水をタライもしくはバケツに汲んでおいて、
2日ほど太陽の光に当てておけば、カルキは抜けていきます。
水道水の水にエアーポンプを入れておいて、
エアーレーションを行うことで、カルキ(塩素)を抜く方法もあります。

 

カルキ(塩素)を抜くための方法として、中和剤を使用するやり方もあります。
チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)やウォーターコンディショナー(中和液)といったものが販売されています。

 

熱帯魚を弱らせないためにも、分量に注意し、くれぐれも水槽には入れ過ぎないように注意してください。