【水槽の水のこと】本来は無臭である!?

【水槽の水のこと】本来は無臭である!?

適度なバランスに保たれた水槽の水の匂いは、基本的には無臭と言ってよいでしょう。

 

ただし、匂いに敏感な方にとっては、川や泥の匂いがするという場合もあるようです。

 

ところが水槽内のバランスが崩れると、いわゆる悪臭が漂うようになります。
悪臭の原因となるのは、食べきれずに残ってしまったエサが腐ってしまったものや、
藍藻(らんそう)と呼ばれるコケの発生です。

 

エサが残る理由

水槽内にエサが残る理由として、エサを与えすぎることの他には、
フィルターや砂利に食べ残したエサが入ってしまい、そのまま残ってしまうケースが挙げられます。
そして濾過バクテリアの繁殖が適量まで至っていないことから
エサが適切に分解しきれていない場合や、
エサそのものが口に合わないことから、魚が残してしまう場合もあります。

 

エサのあげすぎで水が臭ってしまう場合、
「排泄物」「食べ残し」の2種類にその原因が分かれます。

 

「排泄物」の場合…

熱帯魚は、エサを食べれば食べるほど、その分の排泄が行われます。(熱帯魚に限りませんが)
排泄物は水の汚れの主要因にもなるので
適量を見極めて、エサを与え過ぎないということが大切です。

 

「食べ残し」の場合…

食べきれないエサというのも水槽内に残ってしまいますので、悪臭の一因となります。
また、熱帯魚の口にエサの形やサイズが合わなくても、残ることになってしまいます。

 

中には質の良くないエサもあるめ、こうしたエサは魚も嫌がるため、
はじめから手をつけないか、少し食べて吐き出してしまいます。

 

多少残ってしまったエサであれば、濾過バクテリアが代わりに分解してくれるため、
水槽内のバランスが崩れることにはならないのですが、
濾過バクテリアが浄化する力が足りなくなってしまいますと、
分解されないまま残留したエサが腐ってしまうことになります。

 

藍藻(らんそう)というコケ

 

水槽の悪臭の原因には藍藻(らんそう)というコケの発生もあります。
どちらかと言うとコケというよりは細菌に近い形状である、濃い目のドロッとしたものです。

 

藍藻(らんそう)の発生の要因には、食べ残したエサや、光の量が多すぎることや強すぎることがあげられます。
そのため本来なら浄化してくれるはずの、濾過バクテリアの発生が思うようにできずに、
悪臭を放つ藍藻(らんそう)が発生してしまうのです。

 

対処法としては、藍藻(らんそう)をホースなどで吸い込んで取り除き、
水槽を良好な状態に戻すようにコントロールします。
濾過バクテリアが増えてくれば悪臭もなくなりますので、問題の解決につながります。

 

活性炭の使用

 

臭いの対処法として、活性炭をフィルターに入れて使うことがあります。
活性炭には臭いを吸い取る作用があることから、比較的、早い段階で臭いがしなくなります。
ただし、活性炭の効力は1ヶ月から数ヶ月程度で消えてしまうため、
やはり定期的な水換えや清掃といったことが必要となります。